プロ野球総裁、崖渕壮兵衛はセ・リーグ振興策として新たに新潟・京都に新球団を創設させ、セ・パ両リーグ合わせて全16球団とした。新球団は、微笑三太郎が監督となる「京都ウォーリアーズ」と、岩田鉄五郎が率いる「新潟ドルフィンズ」が登場する。実在のチームも1回戦、2回戦では当時実在していた選手のスタメン出場もあったが、準決勝戦以降は監督を除く全ての出場選手が水島作品の登場人物に登録変更された。『大甲子園』のプロ野球版となった本作品は『ドカベン』を中心として各誌に掲載されていた、『あぶさん』等の一部作品を除く水島のほぼ全作品のキャラクターが、一堂に会する水島野球漫画の集大成的作品としている[5]。『大甲子園』では同作と連載時期が被っており名前を変えて登場していたキャラクターも本作ではオリジナルの名前で登場した。 MAJOR 全巻セット